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第357話 黙祷、そしてはじめまして

にん‐じゃ【忍者】
忍術を使って敵方に忍び入り、諜報・謀略活動などを行う者。忍術使い。忍びの者。(Yahoo辞書抜粋

昨日、一人の忍者がこの世を去った。彼は1st2ndと違い、出奔も移籍もせずにただただ任務を全うするかの如く岡崎に潜伏し続けた。彼の特化は「術しのび」一時は持て囃された特化だ。がしかし、彼は術しのび全盛以前から術しのびとして闇に潜んでいた。黙々と一人三河の一向宗を狩りつづけた。解体が導入された時一向宗ドロップから染料が出た。彼はちょっと喜んだ。2秒で修正された… そしてまた誰も居なくなった廃城で黙々と一向宗を狩り続けた。
同盟状態が解除されようと、そして敵国となろうと、どんなに情勢が変わろうと彼は潜伏し続けた。
彼の身分はそんなに高いほうではない。が、潜伏先での知行はなぜか「Lv7」だった。彼は日々やることが無く漁村に出向いてたのだろう。
気がつくと追加スロットの巫女にまで抜かれていた。「あいつは腹黒い… 」彼はいつも呟いていた。
1stの知人がお土産を持って来訪してくれた事もあった。それはそれは立派な忍者鎧や帷子で彼はずっと大切にした。

術しのびブームが去った… が、彼にはあまり関係が無かった。なぜならば、彼は量産型の術しのびでは無く生粋の「術しのび」だったからだ。そう、初期振りが違ったから。特化変更も有り得る、だが彼は術しのびに拘っていた。「ふ、今までと何も変わらない」

知人から文が届いた。「陸の鎧やってる? い か な い か ?」
自らが高みを目指すなら特化目録は喉から手が出るほど欲しい。だが、ここで孤高の術しのびたる自分が甘えていいのだろうか。そう思いつつも彼は甘える事にした。


そして月日は流れた。


それからも忍び続けた、もう彼を知る者も少なくなった。あれ以来戦闘に参加する事も少なく、普通の町民として溶け込んでいた。装備は錆付き今では旧装備過ぎてゴミ同然と化している。彼はそれを恥じることもなかった。だが今日の彼は違った。全身ドロップ品と部隊アイテムの鉄砲を担いで岡崎に立っていた。
そして雇い主である1st「菊一文字虎鉄」の到着を待っていた。何年ぶりに見る顔だろう、彼は今斉藤家の家老だ。ずっと、えぇずっと忍び続けた私への労いの言葉があると信じ言葉をまった。

「いや~、ほら、知行だけ無駄(笑い)に上がっちゃってさ、どうしたもんかなぁとは思ってたのよ。切るに切れない?って感じ?w。色々考えただようwいやmjdww」
「で、切れないから巫女作ったりしてたんだけどね?うん、でさ、中の人嵐世紀行ったじゃん。うん、こっちも放置にされてたのよ。本当本当、見てよこの生産装備、笑えるっしょ?」
「そんなに硬くならないでさ。でね、なんかね中の人から通知来たから伝えるね」

「ダグラス懐燕。貴公の今までの働きあっぱれであった。これにて岡崎潜入の任を解く。これより早急に全てのアイテムを処分、知行解体ののち…」

「しのびらしく、潔く自害しすべし  以上」


ガガ、ピー
「えー、こちら岡崎警備兵。岡崎両替前で乱射事件発生、繰り返す岡崎両替前で乱射事件発生、容疑者は持参した火縄銃で自害。繰り返す容疑者は自害した模様…」


ダグラス懐燕 特化:術しのびさん    享年49


術しのび49だったwww ワロチww
そして彼は虎鉄さん初のデリキャラの称号を受けました。



こんにちは 演舞予定のカブキですぅw

  by kotetya2 | 2010-02-02 12:50 | 信on

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